(1)荷重係数
運輸省が発行した道路橋梁設計施工仕様によると、荷重係数は次のとおりです。
箱桁コンクリート打設時の膨張モード等の過荷重係数:1.05
打設コンクリートの動係数:1.2
無負荷状態で移動するフォームトラベラーの衝撃係数:1.3;
コンクリート打設時及びフォームトラベラーの転倒に対する安定係数:2.0
Form Traveler の通常使用時の安全係数は 1.2 です。
(2)フォームトラベラーのメイントラスにかかる荷重
箱桁荷重:最も重量のかかる計算となる箱桁荷重の重量は411.3トンです。
建設機械及び群集荷重:2.5kPa
コンクリートの打ち込みおよび振動による荷重:4kpa
(3)荷重の組み合わせ
剛性と強度のチェックの荷重の組み合わせ:コンクリートの重量+フォームトラベラーの重量+建設機械+群衆の荷重+バスケットが動くときの振動力:フォームトラベラーの重量+衝撃荷重(0.3*フォームトラベラーの重量)+風荷重
道路橋および暗渠の建設に関する技術仕様の規定を参照してください。
(1)フォームトラベラーの重量制御は、打設コンクリートの重量の0.3~0.5倍とする。
(2)最大許容変形量(スリング変形量の合計を含む):20mm
(3)工事中または移動中の転倒防止安全係数:2.5
(4)自立アンカーシステムの安全係数:2